
ー 中国5県に営業拠点を構え、全国の建材メーカーから仕入れた住宅資材を木材、建材の販売店に卸売りしています。
2023年9月期は、厳しい市況でしたが、社員の努力により前期に続き売上高100億円を達成できました。7拠点のストックヤードに在庫商品を整備し、急な発注にも対応しています。
今年は、運送業で時間外労働の上限規制が適用され、人手不足や運賃の高騰が懸念されます。今後の物流の制約によって生じる変化にも臨機応変に対応できるよう各拠点で在庫品目の充実を図ります。
ー デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にも取り組んでいます。
近年は業務の効率化を目的に、アナログ作業に逐次デジタル技術を取り入れ、作業時間の短縮など大きな成果を得ました。
一方で、企業競争力の向上のためのDX化は、これからの課題です。今後は、営業職の販売支援の仕組み作りに取り組んでいきます。

ー 23年6月には米子市内で、建材や設備機器の展示会「総合住宅資材特別市」を開催しました。
新型コロナウイルス禍で対面での展示会の開催は難しくなり、4年ぶりの開催となりました。
ご来場の皆さまとじっくり話して商品の良さを知っていただくのが当社の展示会ですので、ご来場のお客さまには時間をかけてゆっくりと出展メーカーの展示商品を見ていただけるよう、飲食コーナーやアトラクションも充実させました。
2日間の来場者数は3500人と過去最高を記録することができ、幅広いお客さまと語り合い、情報交換できる貴重な機会となりました。
ー 社員間の交流も盛んです。
昨年は米子がいな祭周年の記念の年で、4年ぶりに「がいな万灯」にもコニシグループ社員有志で参加しました。
新入社員の研修の場として、グループ社員の交流の場として、万灯終了後は参加した全てのグループ社員で慰労会を盛大におこない、社員間の結束力を深めることができました。


現状に満足することなく、今日出来なかったことを明日出来るように努力する人。何よりも住宅が好きな人を求めています。自分が売る商材にとことん興味がなければ、お客さまに提案するアイデアも湧きません。
学生時代は、「自分は何者なのか」を突き詰められる貴重な時間です。勉強も大事ですが、自分が本当にやりたいと思うことにひたむきに取り組んでみてください。

小西 治=鳥取県米子市出身(65歳)2003年に現職に就任。
グループ会社ホクサンの社長に1995年(37歳)就任。通算社長歴は28年になります。次の時代を任せる長男も3年前に東京から帰り、昨年結婚しました。次の世代を育てると共に、長男にも社員を守る役割が引継げるように指導して行きます。
コニシHP












