―販売商品の「出雲のおもてなし 丹波大納言小豆のお赤飯」が「ジャパン・フード・セレクション」最高賞のグランプリに輝きました。

もち米のもちもち感や希少価値の高い丹波大納言小豆の風味に加え、パッケージの訴求力が評価されました。

蒸して作ったお赤飯と同等以上の商品を作ることが当社の命題であり、それらを認められた今回の受賞は非常に光栄に思います。

また、当社はお赤飯の消費拡大、歴史や文化の継承を目的とした赤飯文化啓発協会の事務局も務めており、全国での出前授業や、毎年お赤飯の日(11月23日)は、明治神宮で無料頒布などを行い、お赤飯の存在感を伝えています。

―商品開発に力を入れています。

2024年2月に「孤高のキャンプ飯」の販売を始めました。

これまで当社になかった新たなチャネルの開拓です。

非常食の安心米シリーズとともにアレンジレシピを公開しており、アルファ化米の価値を皆さまに知っていただきたい考えです。 
 

 

―能登半島地震で、あらためて災害食の重要性が注目されています。

今回の地震の影響で断水した被災地の小学校で、急遽献立を即食可能な「救給カレー」(当社OEM製造品)に変更した事例がありました。

このような機会に商品価値を知っていただき、当社の果たせる社会貢献をしていきたいと思います。

―海外での事業展開に向けて積極的に動いています。

国内人口が減る中で、海外に市場を求めていくことは重要です。

まずは東南アジアや、人口大国のインドなどをターゲットとし、行政の力も借りて展開したいと考えています。

アルファ化米の保存性、簡便性、おいしさを世界に広めていきたいです。

 

―社員の定着や働きがい向上のための取り組みを聞かせてください。 

2023年からキャリアプランの導入を進めています。

社員一人ひとりが将来どうなりたいか思いを馳せ、そのために今、何をすべきなのかを考えてもらっています。

未来像を描くことで、働き甲斐をもって充実した一日を過ごし、その結果が成長に繋がると考えます。

 

いつもギラギラとして情熱的であってほしい。

諦めないでほしい、いつだって君の選択が正しい。

 

林 隆史=出雲市出身(55歳) 2021年1月に現職に就任

東京を中心に月の半分は県外生活をしています。

職業柄、色々なものを食べ歩きますが、しばらく前からジビエ料理にはまっていて、あちらこちらに出没しています。

しかし、気持ちよく食べて、気持ちよく眠ると、間違いなく太ってしまう年齢なので、週に1回は緩~くウエイトトレーニングとランニングをしています。

身体を動かしながら、頭の中では色々なことが回想でき、整理できたり、新しいひらめきが起こったりで、私にとって大切な時間になっています。

アルファ―食品(株)HP