ライオンズクラブ(LC)国際協会336―D地区(事務局・大田市大田町)が25日、小児がん医療に役立ててほしいと、島根県立中央病院(出雲市姫原4丁目)に病理診断装置2台を贈った。
336―D地区は島根、山口両県の全84クラブ(会員総数2630人)で構成する。2020年、県立中央病院と県立こころの医療センターに医療用マスクと寄付金を贈っている。
約300万円をかけ、小児がんや小児の腎疾患などの診断に使用される蛍光顕微鏡システム1台と、小型遠心機1台を寄贈した。
山崎もとみ地区ガバナーらが病院を訪れ、小阪真二院長に目録を手渡した。山崎ガバナーは「基幹病院として地域医療のためになくてはならない存在。今後の発展に寄与できればと思う」と話し、小阪院長は「高度医療を提供するのが当院の使命。有効に活用し診断に役立てたい」と感謝した。(黒沢悠太)