ー建設分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)に参画し、「スマートビル」の実現に向けたシステム開発に取り組んでいます。
建設系DXは鹿島建設(東京都)と2021年11月に資本業務提携を結び、大きくかじを切った分野です。
スマートビルの実現と言っても単にITやセンサーの活用という話ではなく、どのように定義し、建物の価値をユーザーのメリットにつなげるかが大事です。
答えはまだ出ませんが、方向性が見えてきたところです。日本の最先端でわれわれの技術を試して経験やノウハウが得られる利点は大きいと考えています。
ー 3年目を迎えたインターネット上の超地域密着型生活プラットフォームサービス「Bird(バード)」のネットモールを活用した「買い物環境の確保」の実証実験に、鳥取県八頭町や米子市で取り組みました。DXで地域課題は解決できるでしょうか。
DXの本質は仕組みを革新的に変えるということです。
人口が減っても、生まれたところに住み続けられるのがベストですが、インフラの維持管理に費用がかかり、効率は良くありません。
だとすれば、そこにとどまっても生きていく仕組みを確立する必要があります。
バードは「コミュニティーの再生」を目指し、官民の連携、地元企業との連携があって成立する社会貢献的な事業です。コミュニティーがベースにあり、そこにデジタルの役割があると考えています。
ー 情報システムの企画、開発、運用などを一貫して手掛け、建設DXや脱炭素DXなど新たな分野で事業拡大を進める中で、人材確保は大きな課題の一つです。
IT人材がいないのであれば、育てていかなければなりません。
新たな取り組みとして新人のプログラミング研修を地域の求職者や「第二新卒」などの「潜在層」と合同でやろうと考えています。
この10年、新人教育に力を注ぎ、未経験でもエンジニアになれることを証明しています。
企業間で協力し、業界全体の底上げに取り組んでいきたいです。

「情熱で未来を変える」このミッションの下、多くの社員が成長を目指して日々、チャレンジを続けています。
それが、弊社の社風であり、社員が共感する価値です。
アクシスでは地域の、日本の未来を自分事として捉え、一緒に創っていく仲間を待っています。

坂本 哲=埼玉県坂戸市出身(48歳)2013年に現職に就任。
趣味は、ゴルフと食べ歩きです。「予約困難店」と言われるようなお店に行っています。
料理人の職人技、細部に至るこだわりに触れることが好きで、仕事に真摯に向き合う姿勢に初心に帰る思いになります。県外出張の楽しみの一つでもあり、心が洗われるひとときです。












