松江市東本町の大橋川沿いの商業ビル跡地に建設予定のマンション(15階建て、高さ46メートル)を対象とした景観審議会(千代章一郎会長、12人)が28日、松江市役所であった。委員からの市の景観計画に適合しない点があるとの指摘を受け、隣接する旅館(看板を含めて高さ27メートル)を目安に周辺の景観と調和するよう高さの引き下げの検討を求める答申を来週をめどに市に提出する方針を決めた。
委員10人が出席し、景観計画で「景観上重要な展望地・河川」に定められる松江大橋、宍道湖大橋、大橋川の景観との調和がなされているかどうかを確認。委員から「(マンションは)周辺施設より高さとデザインが際立っている」「隣接する建物と高さをそろえてはどうか」などの意見が出た。
審議会は、...