勢いよく走り出す42キロリレーマラソンの出場者=出雲市大社町北荒木、島根県立浜山公園陸上競技場
勢いよく走り出す42キロリレーマラソンの出場者=出雲市大社町北荒木、島根県立浜山公園陸上競技場

 春のラン&RUNフェスティバルinいずも(山陰中央新報社主催、中筋グループ特別協賛)が30日、出雲市大社町北荒木の島根県立浜山公園であり、暖かい日差しの下で、7歳から90歳までの幅広い年代の参加者が健脚を競った。

 地域のスポーツ振興の一環で、気軽にマラソンを楽しんでもらおうと初めて開催した。個人は50人、団体は53チーム294人が出場。山陰両県のほか、大阪府や広島、岡山県など広域から参加者があった。

 ソロラン15キロ(中学生以上)と、ファミリーラン3キロ(小学3年生以上)、21キロと42キロのリレーの4種目を設定。ソロランとファミリーランは総合順位や男女別、年代別の計20部門、リレーは総合、職場対抗、男女混合、男子、女子、ファミリーの計11部門で競った。

 天候に恵まれたこの日、参加者は浜山公園陸上競技場を発着する1周1・5キロのコースを勢いよく走り抜けた。リレーの終盤では、同じチームのメンバーが並走してテープを切り、喜びを分かち合う姿もあった。

 42キロ男女混合部門に、出雲村田製作所(出雲市斐川町上直江)の同じ部署の社員8人で参加した「イズモ1000スパイラルアップ」のアンカー、三浦智紘さん(23)は「思ったより暑かったが、楽しく走れた。これを機にメンバーと職場でも良い関係になれたらいい」と話した。(黒沢悠太)

 一部部門の上位記録は次の通り。

 ▽42キロリレー

 【総合】(1)teamGENKI(2時間11分37秒)(2)(株)いくたーず(2時間22分37秒)(3)出雲村田製作所陸上部(2時間33分17秒)

 【企業対抗】(1)(株)いくたーず(2時間22分37秒)(2)出雲村田製作所陸上部(2時間33分17秒)(3)KNCランクラブ(2時間39分17秒)

 ▽21キロリレー

 【総合】(1)さともとファミリー(1時間12分34秒)(2)teamネットワーク(1時間14分9秒)(3)あきらめんじゃーず(1時間14分19秒)

 【企業対抗】(1)teamネットワーク(1時間14分9秒)(2)中筋グループAチーム(1時間20分43秒)(3)バルス(1時間25分53秒)

 ▽15キロソロラン

 【男性】(1)足立真悟(51分21秒)(2)片寄博幸(52分12秒)(3)吉野拓海(52分26秒)

 【女性】(1)井田希世美(1時間17分59秒)(2)大梶遥奈(1時間24分40秒)(3)吉田洋子(1時間24分42秒)

 ▽3キロファミリーラン

 【男性】(1)藤原栄司(10分5秒)(2)竹内奏一朗(13分49秒)(3)出川旺典(14分49秒)

 【女性】(1)牛尾里心(13分49秒)(2)後藤香月(14分47秒)(3)安藤ナオミ(16分25秒)