バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)・島根スサノオマジックの運営会社で取締役を務める榎本幸司さん(53)が、2026年に始まる新リーグ「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」参入に向け、奔走している。今年1月には東京での初のホームゲームを成功に導き、新たなファンの獲得に貢献した。

 榎本さんは、かつてバンダイナムコエンターテインメント(東京都)で勤務。業績管理を担当する経営企画部ゼネラルマネジャーなどを務め、19年8月の島根の経営権取得にも携わった。

 同社を退職後の22年4月には、バンダイナムコ島根スサノオマジック(松江市)に入社し、新リーグ参入に向けた戦略策定などを担当。今季は、クラブの認知度をさらに高めようと、東京都調布市にある武蔵野の森総合スポーツプラザでのホーム戦開催に向け、陣頭指揮を執った。

 バンダイナムコエンターテインメントが手がける...