島根、鳥取両県が30日、職員に夏のボーナス(期末・勤勉手当)を支給した。管理職を除く一般職の平均支給額は島根県(平均年齢43・1歳、1万3835人)が昨夏に比べて1万9千円減の75万円、鳥取県(43・3歳、1万658人)が1万4880円減の70万9992円だった。

 一般職のうち正職員の支給月数は島根県が2・050カ月分、鳥取県が1・985カ月分。両県とも県人事委員会勧告に基づき、それぞれ0・025カ月分減った。

 島根県の特別職は、月額10%の給与カットを期末手当に反映している丸山達也知事が258万9120円、県議会は田中八洲男議長が218万800円、池田一副議長が190万2400円。正副議長を除く議員33人は1人当たり176万3200円だった。

 鳥取県の特別職は、平井伸治知事が221万1358円、県議会は6月1日現在で議長だった藤縄喜和氏が184万557円、同じく副議長だった福田俊史氏が160万6165円、他の議員33人が1人当たり149万6653円だった。

 一般職と特別職の支給総額は、島根県が1億3053万円減の104億5068万円、鳥取県が1億1011万円減の76億2519万円だった。 (原田准吏)