【松江】江戸文化を象徴する「古典日本髪」や和装で松江市殿町の国宝・松江城や周辺を練り歩くイベントをPRしようと15日、モデルや美容師が松江市末次町の市役所を訪れた。
イベントは5月6日、市民団体「古典日本髪・出雲髪結びの会」(石原美和会長)が主催し、松江城周辺での開催は2回目。
イベントでは古墳時代からの女性の代表的な結い方で髪の毛を前後に大きく結う島田髷(まげ)や江戸後期に流行した丸髷などで美しく装う。上定昭仁市長に美容師の中山ひろみさん(58)が「髪形を見ると当時の女性の流行や地位なども分かる」と説明した。
モデルを務める松江市古志原4丁目、郷原かおりさん(55)は「松江の街並みに日本髪や和装はぴったり。楽しんで日本古来の文化を発信していきたい」と意気込んだ。
当日はモデル21人がそれぞれ違った髪形や和服で松江城周辺を散策する。結髪の様子を公開し、自由に撮影できる。イベントは午前9時から午後3時半まで。
(林李奈)













