風にたなびき空を泳ぐこいのぼり=益田市高津町、島根県立万葉公園
風にたなびき空を泳ぐこいのぼり=益田市高津町、島根県立万葉公園

 【益田】益田市高津町、島根県立万葉公園で23日、5月5日の「こどもの日」を前に60匹のこいのぼりが掲揚された。保育園児が訪れ、空を泳ぐ大きなこいのぼりを見て楽しんだ。5月13日ごろまで掲げる。

 市民の寄贈を受け、30年ほど前から続く恒例行事で、公園内の「水と青空の広場」を挟む二つの丘の間にワイヤをつなげて掲揚。赤や青、黒など色とりどりのこいのぼりを、2メートル間隔でつないだ竹ざおに3匹ずつ結びつけた。

 市内11の保育園・所などから園児213人が訪れ、童謡「こいのぼり」を歌ったり、記念撮影をしたりして、にぎやかな声が響いた。遠田保育園の若槻一花(いちか)ちゃん(5)は「(こいのぼりに描かれた)金太郎がかっこよかった。みんなで見に来て楽しい」と話した。(藤本ちあき)