浜田市天満町の住民でつくる「ふれあいサロン てんてん」のメンバー10人が1日、同市田橋町の畑でタマネギを収穫し、交流を深めた。
てんてんは50~70代の15人が月1回集まり、コケ玉や絵手紙作りのほか、グラウンドゴルフなどを楽しんでいる。
タマネギはグループ代表の森口幸一さん(76)と妻の順子さん(71)が昨年10月下旬、管理する畑に苗を植えた。収穫ではメンバーが茎を持ち、大きいものでソフトボールのサイズに育った実を次々と引っこ抜いた。約450個を収穫した後、根と茎を切る作業をしながら、新緑の景色と会話を楽しんだ。
この日は畑に穴を掘り、防災用の簡易トイレを設置し、使い方を学んだ。代表の森口さんは「万一に備え、助け合うためにも日頃から顔を合わせて交流を続けていきたい」と話した。(吉田雅史)