隠岐を代表する民謡の隠岐しげさ節に合わせて総勢670人が総踊りを繰り広げる「第52回しげさ踊りパレード」が11日、島根県隠岐の島町の西郷港フェリーターミナル周辺であった。県内外の23団体が大通りを埋め、かちかちと小皿を合わせる音を響かせたほか、創作舞踊を披露した。
官民でつくる島まつり実行委員会(八幡洋公委員長)が主催し、山陰中央新報社が共催した。西郷小学校の鼓笛隊行進に続き、町内の公立保育所に通う園児たちが創作のしげさ踊りを披露すると、大きな拍手が送られた。

隠岐民謡協会のメンバーらによる唄と演奏でパレードが始まった。浴衣姿で4枚の皿を両手で鳴らす伝統の踊りをはじめ、安来節どじょうすくい踊りに...