絹糸で縫い表した光沢のある絵柄が目を引く日本刺繍あづさ会米子教室の着物と帯の刺繍作品=米子市角盤町2丁目、市公会堂
絹糸で縫い表した光沢のある絵柄が目を引く日本刺繍あづさ会米子教室の着物と帯の刺繍作品=米子市角盤町2丁目、市公会堂
踊り付きの演奏で伸びやかな高音を響かせる山陰少年少女合唱団リトルフェニックス=米子市角盤町2丁目、市公会堂
踊り付きの演奏で伸びやかな高音を響かせる山陰少年少女合唱団リトルフェニックス=米子市角盤町2丁目、市公会堂
絹糸で縫い表した光沢のある絵柄が目を引く日本刺繍あづさ会米子教室の着物と帯の刺繍作品=米子市角盤町2丁目、市公会堂
踊り付きの演奏で伸びやかな高音を響かせる山陰少年少女合唱団リトルフェニックス=米子市角盤町2丁目、市公会堂

 米子市公会堂(角盤町2丁目)を利用する文化団体がこの一年の活動の成果を発表する「春の文化祭」が18日、同公会堂で始まり、計約400点の多彩な作品展示や合唱などの舞台発表で市民らを楽しませた。19日まで。入場無料。

 市民の文化活動拠点となっている公会堂の利用団体が一堂に会する発表の場。コロナ禍による中止を挟み7回目の今回は、計13団体が、水墨画、絵手紙、木彫り、俳句などの作品展示と童謡やゴスペルなどの舞台発表を準備した。

 約30年の活動歴がある日本刺繍(ししゅう)あづさ会米子教室は、50~70代のメンバー8人が着物や帯の刺繍作品を出展。花柄やめでたい「宝尽(たからづくし)」などの古典柄をいずれも光沢のある絹糸で縫い表し、美多厚子代表(65)は「光の加減でキラキラと光って見える」と見どころを話した。

 大ホールでは、山陰少年少女合唱団リトルフェニックスがアニメソング4曲を披露。初舞台のメンバーを含む19人が踊り付きで伸びやかに歌い上げた。月2回活動する「カリンバメイト」の7人は、親指の爪ではじくアフリカの民族楽器「カリンバ」でオルゴールのようなやさしい音色を響かせた。(吉川真人)