開発から100年が過ぎた皆生温泉(米子市)の18旅館が加盟する「皆生温泉旅館組合」の組合長に、5月に就任した。新型コロナウイルスの影響で利用客の低迷が続く中、生き残りをかけて温泉街の魅力化にまい進する。
組合長として皆生温泉全体の振興に取り組む。
「これまで旅館は宿泊客を囲い込む傾向にあった。だが、それでは地域の飲食業が衰退する。朝食のみを提供するプランなどで、夕食は温泉街や米子市内の飲食店に出掛けてもらう流れをつくる。地域全体でにぎわいを生み出し、地域の価値を高めたい」
開発101周年に当たる今年、「KAIKE101」事業が始動した。
「1920年の開発から...
【WEEKLY FACE】皆生温泉旅館組合(米子市皆生温泉3丁目)組合長 伊坂明氏 多様化ニーズを敏感にとらえ生き残りへの魅力化にまい進
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