色とりどりの傘が彩る会場=松江市朝日町、松江テルサ
色とりどりの傘が彩る会場=松江市朝日町、松江テルサ

 色鮮やかな傘で会場を彩る「縁雫(えにしずく)アンブレラスカイ2024」が1日に松江市朝日町の松江テルサで始まる。31日に140本のカラフルな傘が披露された。

 松江観光協会が2018年から毎年実施。カラコロ工房が改修中のため、会場が変更になった。

 会場には、初めて「ご縁傘モニュメント」(高さ2メートル、直径1・5メートル)を設置した。来場者が大切な人への感謝の言葉や願い事を短冊に書いて、取り付けられるようになっている。

 1階のアトリウムの窓ガラスには、赤や青、緑などの傘を組み合わせたアンブレラボールが飾られ、陽光を受けて光っていた。

 会場を通りかかった松江農林高校3年の日置力斗さん(18)は「きれいな傘が並んでいて驚いた。写真を撮って楽しみたい」と話した。

 設置は7月末まで。午前8時半~午後10時で、入場は無料。記入した短冊の写真を松江テルサ内のカフェや松江歴史館など4施設で提示すると割引などの特典がある。

(林李奈)