三浦龍司選手の五輪出場を祝う懸垂幕を披露する関係者=浜田市殿町、市役所
三浦龍司選手の五輪出場を祝う懸垂幕を披露する関係者=浜田市殿町、市役所

 【浜田】今夏のパリ五輪で陸上男子3000メートル障害に出場する三浦龍司選手(22)=SUBARU、浜田市出身=をたたえる懸垂幕が29日、市役所前に設置され、関係者がメダル獲得へエールを送った。

 三浦選手は10日、ドーハであった陸上の世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグで8分13秒96をマークし、五輪出場を決めた。

 懸垂幕は長さ6メートル、幅0・6メートル。浜田の海をイメージし、青い波線がある。掲揚式には約20人が出席し、久保田章市市長は1月、三浦選手が市役所を表敬訪問し「五輪に向けて頑張ると言ってくれた。メダル獲得を期待して市民と一緒に応援したい」とあいさつした。

 三浦選手が挑む3000メートル障害は日本時間8月6日に予選、8日に決勝があり、それぞれ浜田市内でパブリックビューイングを行う予定。主催の市陸上競技協会の山〓(崎の大が立の下の横棒なし)晃会長(80)は「前回の東京五輪以上に盛り上げたい」と意気込んだ。(宮廻裕樹)