新入生を代表してあいさつする米田尚子さん(中央)=松江市西川津町
新入生を代表してあいさつする米田尚子さん(中央)=松江市西川津町

 一般女性が農業や健康、趣味を幅広く学ぶ市民講座・JAしまねくにびき女性大学(通称・サンサン女子大学)の第7期生入学式が1日、松江市西川津町のJAくにびき地区本部であり、20~50代の新入生31人と院生6人が新たな学びや交流に期待を膨らませた。

 2年にわたって農業や食、健康をテーマした計24講座を受講。テレビドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」のロケ地などを訪ねる野外講座も予定する。

 式では、同JAくにびき地区の越野浩昭本部長が「講座を通して新しい感動を発見し、仲間づくりにも活用してほしい」とあいさつ。新入生を代表し、米田尚子さん(55)が「多彩な講座があり、これからどんな学びができるかとてもわくわくしている」と述べた。

 同大学は、2008年にJAくにびき(松江市西川津町)と、山陰中央新報文化センター(同市殿町)との共同企画で開校。新型コロナウイルス禍による休止を経て本年度再開した。 (多賀芳文)