島根県邑南町矢上、邑南町商工会(福井竜夫会長)が「商工会の日」の10日に合わせ、町商工会館などで花の苗を配るイベントを開いた。
矢上高校の生徒が育てたピンク色のニチニチソウや黄色のマリーゴールド、赤色のサルビアといった花の苗計200株を用意した。本所がある商工会館では先着の住民100人に苗を手渡した。町内の商店などで使えるICカードへのポイント付与もあった。
商工会の日は1960年6月10日の商工会法施行にちなみ、85年に全国商工会連合会が制定した。全国の各商工会が毎年、活動のPRをしている。イベントは町商工会瑞穂支所、羽須美支所でもあった。
日高始事務局長(64)は「イベントを通して日頃入る機会の少ない商工会を身近に感じてもらえればうれしい」と話した。(吉野仁士)