シロイルカのおなかの子の様子を確認するため、妊娠判定から毎週、超音波検査を行っています。


 超音波検査は実は簡単ではありません。まずシロイルカには診断装置から出ている超音波がよく聞こえてしまうため、始めはその音や機械に慣れさせる練習が必要でした。そして安心して検査を受けられるようになってからは、今度は母イルカ自身の10センチ近い分厚い脂皮と、筋肉のさらに奥にある子宮を見つけなければなりませんでした。


 ようやく胎子を観察できたのは妊娠4カ月の2023年9月5日でした。頭の直径が4センチほどの小さな胎子でしたが、すでにしっかりイルカの形をしていて、心臓も力強く拍動する様子が見られました。
 

 

おなかの中では二つに折れ曲がったような形で育っている 


 あれから9カ月、妊娠13カ月になった今では超音波検査で全身を写し出すことができないどころか、...

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