新安来市発足20周年を記念し演奏する航空自衛隊西部航空音楽隊=安来市飯島町、アルテピア
新安来市発足20周年を記念し演奏する航空自衛隊西部航空音楽隊=安来市飯島町、アルテピア

 【安来】新安来市の発足20周年を記念した航空自衛隊西部航空音楽隊(福岡県春日市)コンサートが15日、同市飯島町、市総合文化ホール・アルテピアであった。約800人が来場し、20年の歩みを思い浮かべながら、演奏を楽しんだ。

 2004年10月、旧安来市と旧広瀬、旧伯太両町の合併で新安来市が誕生し、今年は20周年の節目になる。コンサートは安来市とアルテピアが主催した。開演を前に田中武夫市長が「新安来市誕生20周年を祝い、心ゆくまで楽しんでほしい」とあいさつした。

 コンサートは大空を飛ぶ航空機を連想させる「テイク・オフ!」で幕開け。織り姫とひこ星の七夕伝説を題材にした「たなばた」では、7月7日の夜だけ再会を許される2人を楽器の音色で表現した。アンコールを含め12曲が披露され、会場からは大きな拍手が送られた。(狩野樹理)