【境港】境港市の境港に今年6回目の寄港をしたクルーズ客船「ヘリテージ・アドベンチャラー」(ポルトガル船籍、乗客126人)の乗員6人がこのほど、あがりみち保育園(境港市中野町)を訪ね、園児と相撲やこま回しなどして交流した。
同園は10年前から子どもたちに国際感覚を身につけてもらおうと、境港に寄港する国際クルーズ客船関係者と交流する。今年はニュージーランドの船会社が運航するヘリテージ・アドベンチャラー関係者と「境夢みなとターミナル」で5月1日、6月3日と触れ合い、招待状を渡した。
乗員86人を代表し、ポーランド国籍の船長、ヤサカ・リジェツキさん(51)ら男女6人が園を訪れた。5、6歳児20人と相撲やこま回し、縄跳び、スイカ割りなどを楽しみ、おやつにぼた餅を食べた。
相撲などで奮闘したリジェツキさんは「すごく楽しい時間だった」と喜び、足立海心ちゃん(5)も「船長にこまの回し方を教えてあげた。楽しかった」と笑顔で話した。(松本稔史)