広島県内の大学や専門学校に進学した島根県出身者の交流会がこのほど、広島市内であった。参加した学生7人は貸し切りの路面電車に乗ったり、名物のお好み焼きを一緒に作ったりして親睦を深めた。
島根県広島事務所が主催した。一行はまず、広島電鉄の貸し切り路面電車に乗り込み、市中心部を観光。街並みを眺めながら、自己紹介に臨んだ。
JR広島駅に直結する、お好み焼き作りの体験スタジオ「OKOSTA(オコスタ)」(広島市南区)でスタッフの指導を受け、本格的な鉄板の上で生地を焼いた。具材をのせて、ヘラでひっくり返して完成させ、ゆっくりと味わった。
益田市出身で専門学校に通う杉原麗緒奈(れおな)さん(20)は「島根出身の方とつながれて楽しかった。こうして集まれる機会がまたあれば、ぜひ参加したい」と話した。
交流会は情報交換や仲間づくりに加え、地元就職への関心を高めてもらおうと開き、3年目。(錦織拓郎)