◆学生のお昼に密着 突撃!学食旅⑥◆
山陰両県の学食を調査する「突撃 学食旅!」。第6回は出雲高校(出雲市今市町)を訪ねた。4月に運営業者が代わり、新しくなった食堂では今までにない新システムが取り入れられている。新しくなった学食のシステムやメニューを追った。
■50周年でタッチパネル式に
学食は1974年に開設され、今年で50周年を迎える。この春から運営するのは出雲市内で居酒屋や不動産事業などを営むプラックスだ。「3年間、新しい業者を探し、ようやくプラックスさんにお任せできた」と田坂裕嗣事務長は振り返る。
「キーンコンカーコン」。昼休憩のチャイムが鳴り、生徒が上履きで歩く音の先をたどると長蛇の列ができていた。今まで訪れた学食とは違った景色だ。
生徒たちはタブレットを飲食店のタッチパネルのように操作し、食券を購入する。昔と変わらない食券スタイルではあるが、タッチパネル式なのが新しい。学食のメニューだけではなく、...