◆学生のお昼に密着 突撃!学食旅②◆

 高校時代で思い出すのは、友人とたわいのない話で盛り上がる休み時間。ただ、何かが欠けていた。記者が通った高校には学食がなかったのだ。それだけに憧れが強い。山陰両県の学食にはどんなメニューがあるのか。学食リポート第2回は松江東高校(松江市西川津町)を訪ねた。 
(報道部・林李奈)

 

 

 松江東高校、学食の歴史


 1983年開設の松江東高校は今年で40周年を迎えた。2023年度の生徒数は556人に上る。食堂は1986年から創立記念館内にあり、現在は社会福祉法人みずうみが購買と併せて運営している。

購買の様子。イラストなどがたくさん貼ってある=松江市西川津町、松江東高校

 

 4時限前から盛況?


 午後0時20分ごろ、食堂を訪れると既に10人がいた。4時間目が終わるのは午後0時35分だが、時間が空いている教員や校長先生が昼食を取っていた。メニューが豊富な学食は教員も通い、1日40~70人が利用するという。

生徒だけではなく先生も利用する学食

 

 にぎわう学食


 「とり天ランチ一丁」「ご飯大盛りで」。活気ある声が響いた。
 1番人気は...