大田市の世界遺産・石見銀山遺跡を構成する山城の矢滝城跡(大田市祖式町)で7日、地元の住民グループ・元気なまちづくりをする会が除草作業をした。石見銀山遺跡の重要拠点を一望する標高634メートルの絶景スポットで、汗を流した。

 矢滝城は16世紀に石見銀山と積み出し港、温泉津港を結ぶ街道を防御するために築かれた山城の一つ。他の山城跡や温泉津港などを俯瞰(ふかん)でき、360度の大パノラマで日本海や三瓶山も望め、登山スポットになっている。...