〈ご み〉
出雲市は大雨により市内で発生した災害ごみについて、5施設で無料で引き受ける。燃えるごみは出雲エネルギーセンター、不燃ごみは出雲クリーンセンター、平田不燃物処理センター、斐川クリーンステーション、佐田クリーンステーションで処理する。
8月17日までは、罹災(りさい)証明書などは不要で、搬入時に災害ごみと届け出書に記入する。今月13日は佐田クリーンステーションを除く4施設で、災害ごみに限って午後4時半まで受け入れ時間を延長する。
また、災害廃棄物や土砂の処理に必要な土のう袋も無料配布。床上浸水などの被害を受けた世帯に、消毒液と消毒用噴霧器を無償で貸し出す。13~15日は市環境政策課で対応し、その後は各地区コミュニティセンターなどでも受け付ける。
〈バ ス〉
一畑バスが16日から、孤立状態が続く出雲市大社町日御碕地区の住民の移動手段を確保するため、出雲大社バスターミナルまでの臨時バスを運行する。地区住民の運賃は無料。
バスは同地区の県道崩落地点から出雲大社側にある中山バス停-出雲大社バスターミナル間(片道約10分)を1日往復14便運行。一部JR出雲市駅を結ぶ。
地区住民は日御碕コミュニティセンターで15日から配布する乗車券を提示すると、中山バス停-出雲大社バスターミナル間の運賃が無料。運賃は市が負担する。
出雲観光タクシーは13~15日、中山バス停と「ショッピングタウン エル」(同市大社町北荒木)間をジャンボタクシーで無料送迎。
〈住 宅〉
大雨の被災者支援で、島根県と出雲市が県営、市営住宅を提供する。
家賃や駐車場代や敷金、水道代は不要で、光熱費や共益費、自治会費は自己負担となる。県営、市営いずれも10戸程度を想定。入居期間は6カ月で道路の復旧状況に応じて更新できる。
問い合わせは、県営住宅は県建築住宅課、電話0852(22)6588、5614。市営住宅は出雲市建築住宅課、電話0853(21)6150。いずれも平日午前8時半~午後5時15分で、市は13~15日の午前9時~午後5時も受け付ける。