世界のカブトムシやクワガタを集めた展示会が、益田市高津町の島根県立万葉公園管理センターで開かれている。生体40種類を観察できるほか、日本のカブトムシに触れるコーナーもあり、親子連れが夏休みのひとときを楽しんでいる。8月17日まで。入場無料。
昆虫に親しんでもらおうと同センターが企画し12回目。地元や近隣の愛好家が提供したヘラクレス・ヘラクレスなどカブトムシ10種、マンディブラリスフタマタクワガタなどクワガタ30種を展示した。
ヘラクレス・ヘラクレスは体長14・8センチと大きく、子どもたちも大注目。ヘラクレス・ヘラクレスのさなぎや、エレファスゾウカブトのさなぎもある。
ふれあいコーナーでは、子どもたちが雌雄のカブトムシを手に取ったり腕に止まらせたりして、角の感触や力強さを体感した。
広島市の小学3年生奥田大誠さん(8)は「家でカブトムシを飼っている。エレファスゾウカブトのさなぎは初めて見た」と笑顔で話した。
会期中無休。午前9時~午後5時。
(中山竜一)