アルフィー・テンプルマン            
アルフィー・テンプルマン            

 2024年7月のエフエム山陰パワープレイは、弱冠21歳のシンガーソングライター、アルフィー・テンプルマン。魅力的な若手アーティストだ。イングランド、ベッドフォードシャー州の小さな村・カールトン出身で、8歳の時から曲作りをスタートさせたマルチプレーヤーだ。

 才能は早くから評価され、18年発表のデビューEP『ライク・アン・アニマル』はストリーミングで驚異の再生数を記録した。その後、イギリスBBCの名物企画「BBC Sound of 2021」に選出され、日本でもFMラジオ・チャートにランク・インし注目を集め続ける。

 今月 エフエム山陰のパワープレイに選出された新曲は、ナイルロジャースをフィーチャリングに迎えたことも話題だ。マドンナ、デヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロス、ミック・ジャガーら、数々の大物アーティストを手がけ、1980年代の音楽シーンを席巻した名プロデューサーと言われるレジェンドギタリスト。共演を「幸運だった」と謙虚に語っている。

 「どんな音楽でも聴くんだ!」というアルフィーは、実は彼が生まれる以前の日本の音楽とも大きな関わりがある。松下誠や濱田金吾など日本のシティポップから大きな影響を受けたことを公言している。

 さまざまな音楽を吸収しながら、さらに大きなアーティストになることが楽しみでしょうがない。

  (エフエム山陰 高田リオン)