外来魚を対象にした「江の川釣り大会」が3日、島根県美郷町の江の川であった。県内外から参加した家族連れら41人がブラックバスやブルーギルを釣って駆除し、川の生態系保全に一役買った。
参加者は午前7時半から3時間、同町潮村の都賀行公民館潮分館周辺や信喜橋近くの川岸で釣り糸を垂らした。体長37・8センチのブラックバスや20・5センチのブルーギルを釣り上げた。釣りの合間にはごみを拾い、環境美化に貢献した。表彰式では釣った魚の体長や総数、総重量により釣り具などが贈られた。
家族3人で参加し、ブルーギルを釣り上げた山口県柳井市立余田小学校3年の河村厚仁さん(9)は「ビクビクと当たりが来てさおを上げたら釣れた」とうれしそうに話した。
大会は町観光協会が主催し、34回目を迎えた。
(佐伯学)













