今年に入って日本ペンクラブに出向いて何度もシンポジウムに参加した。視覚障害者らの書物へのアクセス権を保証する電子書籍の普及のために何かできないかとつねづね考えていた。

 検討を重ねた結果、日本ペンクラブ、日本推理作家協会、日本文芸家協会...