日御碕地区の観光をPRするため、出雲市と地区内の観光業者らが11日、写真や動画を撮影した。秋の行楽シーズンに向けて発信を強化する。
日御碕灯台付近の柏陵園に、地区の民宿組合や売店組合の組合員、住民ら40人が集まり、写真を撮影。「笑顔と活気あふれる日御碕へGO」と書かれたカードを手に、出雲市の飯塚俊之市長とともに「日御碕頑張るぞー」「おー」と声をかけ合った。
その後、市長は漁師の格好で漁船に乗り込み、海から見える地区内の景観のPR動画を撮影した。
撮影した写真はチラシやポスター、市の広報で活用する。動画は、市と連携して運営する交流サイト(SNS)のインスタグラムのアカウント「はじめての出雲ガイド」で投稿する。
宿泊施設「ヴィラいづもや」の木村昌夫代表は「夏の分を巻き返せるように頑張りたい」と意気込んだ。飯塚市長は「1年を通じて日御碕の魅力を感じてもらえるようにPRする」と話した。
(片山皓平)