【浜田】日清食品カップ第40回全国小学校陸上競技交流大会に出場する浜田市内の小学生2人が11日、市役所を訪れ、久保田章市市長に大会での活躍を誓った。
2人は松原小学校6年、古城多偉さん(12)と三階小学校5年、開凛音(りのん)さん(11)。6月の大会県予選で、古城さんは80メートルハードルと走り高跳びの両方で競う「コンバインドA」で13秒03、1メートル30の記録で優勝。開さんは100メートル走で15秒56をマークして優勝した。2人とも初めて全国大会への出場権を得た。
2人は浜田ジュニア陸上教室で練習し、8月の記録会では県予選から記録を伸ばし、調子は上向き。古城さんは「スタートダッシュがうまくできている。上位を目指す」と意気込み、開さんも「後半の追い上げを強みに14秒台を狙う」と話した。
全国大会は22日、国立競技場(東京都)であり、男女計9種目で各都道府県予選の優勝者が競う。久保田市長は、陸上教室の出身で、パリ五輪の陸上男子3000メートル障害で8位入賞を果たした三浦龍司選手を引き合いに「将来のオリンピアンになるかもしれない。自己ベストを目指して頑張ってほしい」と激励した。(宮廻裕樹)