里親制度普及啓発映画会「サトオヤ」のチラシ
里親制度普及啓発映画会「サトオヤ」のチラシ

 里親と里子を描いた映画「育ててくれて、ありがとう」(2022年)を上映し里親制度について普及、啓発する映画会が10月6日午後1時から、出雲市大社町杵築南の大社文化プレイスうらら館である。参加無料。申し込みが必要で、9月27日締め切り。

 映画は、長く不妊治療をしたが、子どもを授かれず、里親制度を利用して弥生という女の子を里子に迎えた一家の物語。里親となった美奈子と雄介は、弥生に里子であることを伝える決心をする。産みの親・洋子を含め、それぞれが抱える思いに迫る。

 上映後は、製作に当たった佐野翔音さんを招き、里親・里子経験者、里親希望者によるトークセッションもある。佐野さんは、フリーの映像ディレクターとして児童虐待や子ども食堂をテーマとした作品制作を通じ、さまざまな子どもの問題を描いている。当事者や希望者を交え、里親について語る。

 定員100人。問い合わせは一般社団法人島根県社会福祉士会、電話0852(28)8181。