「3、2、1、ポンッ」。スイッチを押すと、プラスチック製の発射管の中にためた水素が爆発し、長さ十数センチのロケットが勢いよく飛び出す。燃料の水素も、手回し発電機で水を電気分解して発生させたものだ。雑誌「学研の科学」は長年、付録を通じて子どもの探究心をくすぐってきた。その数、実に3千点以上。「科学の面白さを体験させ...