バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは5、6日のホーム開幕戦で北海道に連勝し、新シーズンの好スタートを切った。注目の新戦力が前評判通りの活躍をし、「新チームはどうなるのだろう」というファンの不安を吹き飛ばした。今週末の11、12日もホームで仙台と対戦する。開幕戦で見えた新生スサマジの実力を解説し、今シーズンを展望する。(編集局・舟越幹洋)
北海道は伝統がある好チーム。開幕戦は選手も緊張し、独特の雰囲気がある。スサマジもこれまで開幕戦は苦しんできた。
1戦目は2クォーターの半ばまで、競り合う展開。動きのいい北海道の日本人選手に、うまく攻撃されていたが、スサマジは徐々にディフェンスを修正。納見、ワイリーがいいディフェンスをして、チャンスをつくる。前半は40―32でリードを奪った。選手もホッとしたのではないか。

リバウンドを支配
後半に入り、スサマジのディフェンスがきいてくると、新加入のマカドゥ、クラーク、エヴァンスの3人とケイがリバウンドを支配する。新加入の納見はガードポジションをうまくこなし、...