「怪談だんだん好きになるワークショップ」のチラシ
「怪談だんだん好きになるワークショップ」のチラシ

 アートを通じ、松江ゆかりの文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の魅力に触れるワークショップが19日と11月2日、松江市白潟本町の市民活動センターで開かれる。松江市出身の俳優・目次立樹さんらが講師を務め、八雲の怪談から感じたことを文字や絵で表現する。

 八雲の代表作「怪談」出版から120年を迎え、有志でつくる実行委員会が主催。「怪談だんだん好きになるワークショップ」と題して、19日は「書楽家」として活動する安田有吾さんを招く。文字を書く楽しさに触れた後に八雲作品の朗読を聞き、感じたことを紙に表現する。

 11月2日は共にイラストレーターで、松江市在住のHisako Onoさんと、鳥取県出身のしのだまなこさんが講師。「猫を描いた少年」の朗読に耳を傾けた後、物語に登場する猫を絵で自由に描く。

 朗読は、NHKのEテレ幼児向け番組「おかあさんといっしょ」の人形劇「ファンターネ!」の原案、脚本を手がけることで知られる目次さんが両日務める。

 ワークショップは両日、午前10時半と午後1時半からの2回ずつ開催。11月2日午前の回は定員に達した。小学生以上が対象で、参加費は大人千円、子ども・学生500円。定員は先着順で各回20人。参加申し込みはQRコードから。

 問い合わせは実行委、メールkwaidan.dandan@gmail.com