受講生から花束を受け取る柳田幸子さん(右)=松江市殿町、山陰中央新報殿町ギャラリー
受講生から花束を受け取る柳田幸子さん(右)=松江市殿町、山陰中央新報殿町ギャラリー

 【松江】山陰中央新報社文化センター松江教室の講師を長年務めた柳田幸子さん(89)の「勇退記念書展」が21日、松江市殿町の山陰中央新報殿町ギャラリーで始まった。仮名、漢字、百人一首など、受講生20人の作品を含む35点を展示する。入場無料、25日まで。

 柳田さんの作品は、松尾芭蕉の俳句を万葉仮名で記した「奈良七重七堂伽藍八重桜(ならななえしちどうがらんやえざくら)」など味わい深いものばかり。和紙に百人一首の句を書いた受講生作品「百人一首折帖(おりじょう)」などが花を添える。

 柳田さんは1995年5月から今春まで26年間講師を務めた。後を受け継いだ現講師の松本千秋さん(71)が発起人となり書展を企画。開幕に合わせ、文化センターの岡並弘代表から柳田さんに感謝状が贈られた。

 松本さんは「先生と生徒の素晴らしい作品に触れて日本文化である仮名の世界に浸ってほしい」と話した。

 午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。 (金津理子)