島根県立古代出雲歴史博物館(出雲市大社町杵築東)の入館者が450万人に達し14日、節目となる来場者となった東京都立川市の介護職梶田理華子さん(45)に記念品が贈られた。
錦織秀館長が認定書と図録を贈呈。マスコットキャラクターの「雲太くん」が、館内のカフェやミュージアムショップで使える商品券を手渡した。
梶田さんは毎年、旧暦10月の「神在月」に出雲大社や同館を訪れており、今回は家族3人で来館した。「予想しておらず、うれしい。常設展にある出雲大社の模型が魅力」と話した。
同館は2007年3月に開館し、10年5月に100万人、13年6月に200万人、16年7月に300万人、21年11月に400万人を達成した。耐震化工事などのため、25年4月から1年半ほど休館する。
(佐藤一司)