鳥取砂丘の雪景色「ティラミス」(右)と撮影者の前田真一会長=鳥取市片原1丁目、中電ふれあいホール
鳥取砂丘の雪景色「ティラミス」(右)と撮影者の前田真一会長=鳥取市片原1丁目、中電ふれあいホール

 山陰両県の写真愛好家20人が所属する「写友会カプリシャス」の第48回写真展が28日、鳥取市片原1丁目、中電ふれあいホールで始まった。風景、天体、鉄道、街角の一こまといった会員の個性があふれる作品が来場者を楽しませている。12月2日まで。

 年3回開く写真展で今回はA4から半切サイズ程度までの61点を並べた。

 前田真一会長(59)=倉吉市在住=は「いつ見ても顔が違う」と、鳥取砂丘をよく撮影しており、作品「ティラミス」はうっすらと雪に覆われ、砂の色との対比が面白い。夕景「閃光(せんこう)」は、ほぼ影になった砂丘に差す光が美しい。

 若桜鉄道の車両とホタルの乱舞を絡めた「光のレール」(山本美佐子さん)、夜空を横切り水田にも映る火球をとらえた「光陰 火球の如(ごと)し」(岸本健さん)も目を引く。

 午前10時~午後5時(2日は午後3時まで)。入場無料。(桝井映志)