【出雲】出雲市野郷町の伊野小学校で4日、友好交流都市の岡山県津山市、長崎県諫早市の3市の児童によるオンライン交流があった。地域の紹介や方言クイズなどを通じて親睦を深めた。
3市は1981年7月、友好交流都市を提携し、交流している。
伊野小3年生13人、津山市の広戸小4年生9人、諫早市の長里小3~6年生14人が参加した。10月にオンラインで自己紹介をしていて、この日は地域の紹介を中心に各校が発表した。
伊野小の児童は郷土の有名人として歌手の竹内まりやさん、プロ野球の和田毅さん、車いすテニスの三木拓也さんを紹介。シジミや出雲そば、多伎いちじくに十六島のりといった郷土の食材を伝えた。
方言クイズでは「だんだん(ありがとう)」「たばこ(休憩)」の問題を出し「仕事やめてたばこすうだわね~」「だんだん」と寸劇を交えて伝えた。
西村創詩(そうし)さん(9)は「島根のおいしい食べ物を伝えられてよかった」、常松桃衣(もえ)さん(8)は「(岡山の児童が披露した)けん玉を見てすごいと思った」と話した。(佐藤一司)