【浜田】浜田市内の小学生と島根県立大生がベトナム人の国際交流員と一緒に、ベトナムの文化や伝統を学ぶ交流会がこのほど、浜田市内であった。日本とは違う子どもの遊びを体験し、楽しみながら外国への関心を高めた。
小学生が外国語の学習に興味を持つきっかけとして異文化に触れる機会をつくろうと、県立大の田中典枝助教と学生が企画した。市内の小学生17人と学生12人が参加した。
市国際交流員のグェン・ティ・テゥイ・クインさん(25)がベトナムの伝統衣装や料理を写真や○×クイズで紹介した。手遊びや羽根蹴りなど昔ながらの遊びも教え、学生も交じって一緒に楽しんだ。
子どもたちは袋に両足を入れ、跳びはねて進む「ニャイ・バオ・ボー」にも挑戦し、初めて体験する遊びに大はしゃぎだった。
国府小学校6年の皆尾蒼佑(そうすけ)さん(12)は「ベトナムにどんな遊びがあるのか、もっと知りたいと思った」と笑顔で話した。(吉田雅史)