トップ10には入るだろうと思ったが、予想が外れた。2日に発表された「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」。年間大賞は、宮藤官九郎さんが脚本を手がけたドラマ『不適切にもほどがある!』を略した「ふてほど」。個人的に本命の二重丸を付けていたのは、トップ10からも漏れた「はて?」だった。

 日本初の女性弁護士の一人、三淵嘉子さんをモデルに道なき道を切り開いた女性たちを描き、大きな反響を呼んだNHKの連続テレビ小説『虎に翼』。「はて?」は、主人公が内心で「おかしいな」と感じたり、疑問が生まれたりした時に発した口癖だ。

 個人的に、働き方や政治、世界情勢など「はて?」と思うことは日々あり、家族や同僚、上司に...