応援の手拭いを作った天野尚さん(左)と、よしとさん=安来市広瀬町広瀬、天野紺屋
応援の手拭いを作った天野尚さん(左)と、よしとさん=安来市広瀬町広瀬、天野紺屋

 7月の記録的な大雨で臨時休業を余儀なくされた知人のパン店を応援しようと、安来市広瀬町広瀬の染物店「天野紺屋(こうや)」と松江市在住の紙芝居作家が、パンを描いたオリジナル藍染め手拭いを作った。100枚限定で28日に発売し、利益をパン店に贈り、営業再開に役立ててもらう。(渡部豪)

 制作したのは天野紺屋5代目天野尚さん(41)と紙芝居作家よしとさん(39)。共通の知人で、出雲市所原町でパン工房「朔(ついたち)のカンパーニュ」を営む今若久美子さん(39)の自宅兼工房の木戸道が大雨で崩落し、12日から臨時休業しているのを知り、手助けを思い立った。

 手拭いは綿製で98センチ×34センチ。よしとさんがカンパーニュ(フランスの田舎風パン)やコーヒーカップなどの図柄を考え、天野さんが藍染めで表現した。

 今若さんによると、木戸道は現在も仮復旧状態で、商品を車に載せて取引先に配達できないため、7月いっぱいは臨時休業を継続。8月以降の営業再開を目指しているという。

 天野さんと、よしとさんは「僕たちは今若さんのパンと優しい人柄のファン。一日も早い営業再開を願っている」とエールを送り、今若さんは「感謝でいっぱい。恩返しできるよう前を向いて頑張る」と話した。

 手拭いはインターネット通販限定で、1枚3千円。天野紺屋ホームページから注文できる。問い合わせは天野紺屋、電話0854(32)3384。