「絶対に泣ける」「全米が泣いた」。よくある映画の宣伝文句を見ると、泣く行為の重みが低下していると思えて、あまりいい気がしない。そんな触れ込みの映画を鑑賞する時は確かに涙腺が緩むが、宣伝文句を思い出して「泣いてたまるか」と奥歯をかみしめる。 上映中は縦走登山のアップダウンのように感情が高ま...
名作映画「砂の器」公開50年 緒形拳さん演じる、警官・三木謙一のうつむき 記者が語る名シーン(上)
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