高さ約4メートルのジャンボ門松を飾り付ける参加者=益田市常盤町、キヌヤ益田ショッピングセンター
高さ約4メートルのジャンボ門松を飾り付ける参加者=益田市常盤町、キヌヤ益田ショッピングセンター

 新年を前に、高さ約4メートルのジャンボ門松が益田市常盤町、スーパー・キヌヤ益田ショッピングセンター正面玄関にお目見えした。

 門松は就労移行支援事業、就労継続支援B型事業に取り組む障害者就労支援事業所「のぞみの里」(益田市横田町)を利用する障害者や職員が毎年、設置し8年目になる。

 9人が直径20センチ、高さ3メートルのモウソウダケや高さ2・5メートルの松を土の入ったたるに設置し、紅白の葉ボタンや南天、梅で飾り付けた。

 キヌヤ1階フロア担当の山田義明さん(54)は「毎年来店者に喜ばれている」と笑顔で話した。約1時間で完成し、来店者が足を止めて見入り、迎春ムードを感じていた。

 作業に当たった利用者の益田市横田町、狩野智紀さん(55)は「完成が近づくと正月という雰囲気になり、作業していて楽しかった。昔からの伝統を来店した子どもたちに知ってほしい」と話した。(中山竜一)