鳥取県庁
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 鳥取県と鳥取市は29日、28人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2桁の感染者発表は3日連続で、一日の感染者数としては過去2番目の多さ。県は鳥取市内2カ所でクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。県内のクラスターは17例目。累計感染者数は711人となった。

 クラスター発生2カ所のうちライブハウス「Stayvia(ステイヴィア)」(鳥取市商栄町)は28日までに従業員や客ら計13人の感染を確認した。25日にイベントがあり、70人程度が出入りしたが、店舗側が全ての利用者を把握できていないとして、県は施設名を公表した。利用者に対し、接触者等相談センターへ連絡するよう呼び掛ける。

 もう1カ所はライブ演奏ができる飲食店で、出演者や客ら計8人の感染を確認した。22日に十数人が店に集まり、生演奏があった。当日出入りした利用者全員と連絡が取れたという。

 新規感染者28人の居住地は鳥取市8人、米子市2人、倉吉市1人、県西部3人、県東部1人、県外1人、非公表12人。いずれも28日の検査で判明した。うち18人は既に判明している感染者の濃厚接触者や接触者として検査を受けた。

 新規感染者のうち1人は鳥取市西部地域包括支援センターの関係者。同センターは同じ建物内の気高町老人福祉センターとともに29日から臨時休業し、8月2日の業務再開を予定する。

 鳥取市立東郷小学校の児童1人、大山町立大山中学校の関係者1人、鳥取大鳥取キャンパスの学生2人と教職員1人の感染も判明した。

 29日時点の県内の入院患者数は予定を含め141人で、確保病床(328床)の使用率は43・0%。