紙コップを使ったじゃんけんリレーに取り組む参加者=島根県邑南町阿須那、阿須那公民館
紙コップを使ったじゃんけんリレーに取り組む参加者=島根県邑南町阿須那、阿須那公民館

 島根県邑南町阿須那、阿須那公民館で8日、お年寄りの認知症予防や交流のためのオレンジカフェおおなんがあり、参加者8人が頭を使ったゲームや体操に取り組んだ。

 参加者は2チームに分かれ、棒と紙コップを使ったじゃんけんリレーに挑戦した。紙コップをリレーバトンに見立ててチーム内で順番にじゃんけんをし、勝った人に棒を使ってコップを渡しチーム全員にコップが行き渡る早さを競った。

 伏せたコップ約30個の中から、得点が書かれたペットボトルのふたが隠されたコップを当てて合計点を競うゲームでは「またはずれた」「もう一回やらせて」と声が上がり、盛り上がった。間違い探しや、左右の腕で別の動きをする体操もあった。

 おおなん福祉会が阿須那、口羽の両地域で交互に毎月開催する。夫婦で数回参加している同町阿須那の三上勝利さん(82)とみゆきさん(80)は「参加者が違うとゲームの展開も全然違うので、毎回楽しい」と笑顔だった。(吉野仁士)