テレビドラマなどで活躍する松江市出身の俳優・生越千晴さん(32)が17日、松江市役所を訪れ「2025年は島根を代表する俳優として活躍できる飛躍の年にしたい」と抱負を語った。
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松江東高校を卒業後、広島市立大に進学。在学中の2014年に演劇活動を始めた。自然体の演技力が評価され、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」やテレビ朝日ドラマ「相棒season22」などに出演し、活動の幅を広げている。
昨年、東京と大阪で、小泉八雲の怪談を原作にした舞台「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」に古い旅館で働く仲居役で出演した。仕事で松江城を訪れる機会もあり「演劇を通じて松江がより近くなった。松江はふるさとでもあるが、八雲が好んだように不思議な場所だと思う」と話した。
上定昭仁市長は「さらなる活躍を期待する。これからも松江の知名度アップに貢献してほしい」と激励した。生越さんは18日、松江歴史館(松江市殿町)であるトークイベントに出演する。
(林李奈)