応援グッズを使って、必死の応援をみせる応援団=米子市東山町、鳥取県営東山水泳場
応援グッズを使って、必死の応援をみせる応援団=米子市東山町、鳥取県営東山水泳場

 飛び込みの女子板飛び込みの三上紗也可選手(20)=日体大、米子南高出=が準決勝で敗退した。メダル圏内と目されながらの結果だったものの、地元・米子で演技を見守った関係者は涙を流す三上選手の姿を画面に映し出されると「よくやった」と声を掛けた。
 2回目まで60点台の高得点で、2回目終了時に暫定4位に入った三上選手。米子ダイビングクラブ(DC)の後輩に当たる野坂律季さん(10)は「高いジャンプ決めてくれて、すごい」と喜んだ。
 しかし3本目。踏み切りを誤り、一気に最下位に沈むと「あー」と声が漏れた後、静寂が訪れた。米子DCの先輩の近藤恵理子さん(24)は「まさかここでミスが出るなんて」とうなだれた。4本目で立て直したが、決勝に進む12人に残れなかった。
 それでも、三上選手は2019年夏に山陰勢として初めて東京大会出場を決めた。父の克之さん(55)は「(五輪に)出ることが最初の夢。世界16番は誇らしい」と話し、母の裕美さん(54)は「難しい状況でもがんばったねと伝えたい」と話した。
(広木優弥)