女子フェザー級で決勝進出を決め、笑顔で引き揚げる入江聖奈=両国国技館
女子フェザー級で決勝進出を決め、笑顔で引き揚げる入江聖奈=両国国技館
女子フェザー級で決勝進出を決め、笑顔で引き揚げる入江聖奈=両国国技館

 東京五輪第9日の31日、ボクシング女子フェザー級準決勝で入江聖奈(20)=日体大、米子西高出=がカリス・アーティングストール(英国)に3-2で判定勝ちした。日本女子勢初の決勝進出で、銀メダル以上が確定した。山陰両県勢初の個人種目での金メダルを懸けた3日の決勝で、2019年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)と対戦する。 

 19年の世界選手権3位でパワーやフィジカルで上回るアーティングストールに5位だった入江が競り勝った。1回は互いにけん制し合う展開で、入江が的確に左ジャブや右ストレートを打ち込んだ。2、3回はギアを上げた相手に距離を詰められ、劣勢に立たされたが逃げ切った。(Sデジホームページで入江選手の軌跡を写真で紹介しています。)

 柔道の日本は新種目の混合団体で銀メダルを獲得した。1チーム男女3人ずつが出場し、決勝ではフランスに1―4で敗れ、初代王座を逃した。日本選手団は開会式翌日から続いていた金メダルが途切れた。柔道は今大会、初日から個人戦で7日連続優勝し、金が過去最多9、銀2、銅1の計12個だった。

 アーチェリーは男子個人で古川高晴(36)=近大職=が銅メダル。2012年ロンドン五輪個人の銀、今大会団体の銅に続き3個目のメダルとなった。

 サッカー男子の日本は準々決勝でニュージーランドと対戦。0―0からのPK戦を制し、2大会ぶりに4強入りした。8月3日の準決勝でスペインに挑む。

 ゴルフ男子は第3ラウンドを終え、マスターズ・トーナメント王者の松山英樹(29)が首位と1打差の2位に浮上した。

 陸上の男子100メートルで、9秒95の日本記録を持つ山県亮太(29)=セイコー、多田修平(25)、小池祐貴(26)=ともに住友電工=はいずれも予選落ちした。女子100メートル障害の寺田明日香(31)=ジャパンクリエイト=は準決勝に進んだ。

 野球の「侍ジャパン」は1次リーグ最終戦でメキシコを退けて2連勝とし、準々決勝進出を決めた。  

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 山陰勢は、飛び込み女子板飛び込み準決勝で三上紗也可(日体大、米子南高出)が273・70点で16位となり、12位までの決勝に進むことができなかった。2回目を終え4位につけていたが、前日の予選で高得点を出した3回目で19・50点と失敗し、最下位に転落。4回目以降は切り替えて臨んだが、及ばなかった。

 ホッケー女子予選リーグで、錦織えみ(コカ・コーラ、横田高出)がメンバー入りする日本はスペインに1ー4で敗れ、5戦全敗となった。

 7人制ラグビー女子で、原わか花ら石見智翠館高出身者がメンバー入りする日本はブラジルとの11、12位決定戦で、原がトライを挙げたものの12ー21で敗れ、最下位の12位に終わった。

 セーリング男子フィン級は8レースを終え、瀬川和正(米子産業体育館)は16位のままだった。